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纏足シューズ…part1
先日「バケツシューズ」と題して、バレーシューズ型上履きの害について書きましたね~。本日は、そのバレーシューズ型上履きが、別名「纏足シューズ」と言われている…っていう点についてお話しましょう。
ここに「はだし教育のH幼稚園」「バレーシューズ型上履きのS幼稚園」のデータがります。
1趾側角度というのは足のおやゆびの角度を示しています。角度が大きいほど外反母趾の傾向があるということです。H幼稚園総数129人、S幼稚園総数127人…各年代男女それぞれ20人強程度と母集団の数が少ないため、多少のばらつきはありますが、それでもバレーシューズ型上履きのS幼稚園児にくらべて、はだしのH幼稚園児のおやゆびの角度はまっすぐな傾向があります。
つぎは5趾側角度・・・これは足の小指がどれだけ曲がっているか(内反小趾という)を示していますが、やはりバレーシューズ型上履きを履くS幼稚園児に比べて、はだしのH幼稚園児のゆびはまっすぐな傾向があり、なんと女児の多くで統計学的に有意差ありという結果でした。
バレーシューズ型上履きを履いていると、足のゆびがどんどん曲がっていきます。未来ある子供たちを悪しき慣習である纏足から守るためにも、足のゆびにやさしい靴を選んで履かせてあげましょう。