の反映には少々お時間いただきますことご了承ください。
纏足シューズ…part3
バレーシューズ型上履きが纏足を強いているということはご理解いただけたかな?と思います。
では…どうすればいいのか?
はだしになるか、形のいい靴を履くか…しかありませんね。上履きとして世に売られている靴の形は、メーカーが徐々に形を変えてきているとはいえ、靴底のクッション性が悪かったりなど、まだまだ使い物になる代物とはいえません。はだしで生活するには床がコンクリートだったり、校庭や床に危ないものが放置され足をケガして…など学校環境がイマイチ…。ではどうすればよいか…察しの良い方ならすでにお分かりかと思います。
「外靴を上履きとして使用する」
良い外靴はもともとアスファルトの上を歩くように作っていますし、最近は「外反母趾予防」などを謳ったよいラスト形状のものが多く見かけるようになりました。その中で白色のものを選べばいいんです。
ここに、そんなことを考えて作った靴「通園履きにも上履きにも使うことを想定した靴=Enji」があります。
さて、この靴を履いて写真を撮ったものがあるのでご覧あれ。
足のおやゆび角度は、はだしだと21度・13度、バレーシューズ型上履きだと32度・39度(前回のお話で示した19.0を履いても31度・30度)、Enjiだと20度・20度…Enjiはあまり影響を受けていないのが分かりますね。バレーシューズ型上履きと比べると明らかに違います
はだし教育の幼稚園・保育園では影響は少ないですが、すでにバレーシューズ型上履きを履いている施設、それから1日のうち最も長い時間上履きを履かなければならなくなる小学校では、特に考える必要がありますよね