の反映には少々お時間いただきますことご了承ください。
基礎が悪いと家は傾く
家を建てる時、どんなにデザインに優れている家も、高価な家も、基礎がしっかりしていなければ傾いてしまう…ってのは誰でもわかることだと思います。
そう…家を建てるのに基礎は非常に重要
典型的な話をすれば傾斜地に建てた家…左上図のように基礎(灰色)で補正してしっかり支えていれば家は傾きませんが、基礎がなければ上中図のように建っていられるわけがなく、右上図の如く倒れてしまいます。
ちょっと見方を変えると、家自体が傾いた作りをしていた場合、左上図の如く基礎(灰色)で補正してまっすぐ家を建てていられるわけですが、基礎で補正ができていないと右上図の如く倒れてしまうのは当たり前ですね
では、人間の足
踵骨(かかとの骨)は荷重軸(左上図縦赤線)の中心にあるわけでなく、ちょいと外側にあります。そして載距突起という棚構造が内側にせり出しています。そしてその上に距骨が乗っかって、その上に下腿骨(脛骨・腓骨)が乗っかって体重を支えるようになっています。そのため、先ほどの家の基礎の話と同じように、何の補助もなく体重がかかれば、右上図の如く内側に倒れてしまいます。
ではどうやってまっすぐ立っていられるのか…筋力で持ち上げるか、何かで助けてあげるか…ですよね
若いうちは筋力があるので、筋力でまっすぐな形を保持しますが、年取って筋力が衰えてくると、体重を支え切れなくなって徐々に足は傾いていきます(若い方も1日中立っていれば筋肉が疲れて体重を支え切れなくなって夕方になるにつれ徐々に足は倒れてきます)。そうすると、筋トレして筋力をアップして形を保持するか、支えのしっかりした靴を履くか、靴の中敷きなどで足の傾きを補正して倒れてくる足を支えてあげるか…いづれかの方法をとらなければいけません。
問題なのは昨今の若者…歩かない・外で遊ばない・運動しない…そのため成長期に十分な筋力がついていない…当然体重を支えられない…大問題です…(-"-)
…なので成長期に運動させてほしい…幼稚園の送り迎えはじゃなくて歩いてほしい…(-"-)
…幼稚園の講演で毎度お話しするんですけど、なかなか歩く方増えないんですよね…(-"-)
…自分の子どもが可愛くないのかな?…可愛くないからちゃんと足育しなくても、我が子の足の形が変になってもいいのかな?…って思ってしまいます…(-"-)
私は我が子が可愛いから、幼稚園には歩いて通わせ、中学生になったら運動部を選ばせました…
足や靴は、家でいうところの基礎にあたります
とっても重要な部分なんです
なのに、ブランドのバックや洋服にお金かけるのに靴にお金かけない…ランチに行って昼食にはお金かけるのに靴にはお金かけない…それって家建てるのに基礎をケチって手抜き工事するってことと同じです…
基礎がしっかりしていないと、足の問題だけでは済みません。膝痛・腰痛などの原因になったり、噛み合わせにも影響したり…その影響は全身に及び得ます。
取り返しのつかなくなる前に、足を大事にしましょうね
コメント
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ばんちょー2013/01/18 08:15