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190倍
顔がすぐに赤くなるお酒に弱い人が飲酒と喫煙をすると、食道がんになるリスクが、飲酒も喫煙もしない人に比べ最大190倍も高くなるそうです(東京大学:中村祐輔教授・松田浩一助教)。
ちょっとビックリ~な研究結果ですね~…190倍って…
2種類の酵素を持っている人(これを俗に「ザルのような…」って言いますね)に比べて、まったく酵素のない人は、飲酒・喫煙をしなくても約7倍ですか~…
お酒を飲んで気持悪くなるのは、この「アセトアルデヒド」が体内に溜まってしまうためですが、煙草の煙にも含まれるそうです。そして、顔が赤くなるのはアセトアルデヒドの分解能力が弱いためで、日本人の4割がこのタイプにあたります。
研究では酵素1・2のない人が、1日缶ビール1本以上の飲酒と喫煙をすると、相乗効果が働き、お酒に強く飲酒・喫煙をしない人に比べ、食道がんのリスクが190倍も高くなっていたそうです。
酵素のタイプはさらに細かく分類されますが、まったく飲めないタイプの方は、いわゆる「一口飲んだだけで…」という方で、訓練しても飲めるようになりません。そのような方々は普段ほとんどお酒を口にすることはないでしょうから大丈夫!?
問題は「ちょっとしか飲めない」という方。その多くは訓練すると飲めるようになるので、勘違いして飲んでしまいます。そういうタイプは昔から肝硬変などになりやすいと言われています。
「訓練して飲めるようになった」というのは、自慢すべきことではありませんのでご注意を…