紫外線対策は万全ですか?
紫外線対策に気をつかう季節になりましたねホントのところは1年中気をつけなければなりませんが・・・
紫外線の量は、夏が一番多いと思っている方もまだ多いと思います。しかし実は1年のうちで今が一番ピークだ…ということは常識になりつつありますね
紫外線量は、地域・季節・時間帯によって大きく異なりますが、気象庁のデータによれば、3~4月にかけ急激に増加をはじめ、5~7月にかけてピークとなります。また、時間帯では、ほぼ12時にピークのある山型分布で、10時~14時の間に1日の紫外線量の半量を占めています。さらに、紫外線は晴天時に限らず、くもり・雨天時にも地上に降り注ぎますので、雨だからいいや~…じゃなくて日常的な紫外線ケアを行う必要があります。
紫外線の種類
UVA波・UVB波・UVC波
これらの紫外線が皮膚に及ぼす影響は細かく言うと色々違うのですが、おおざっぱに言えば、UVA・UVBは「シミ・シワ・ソバカス・老化」などの要因になります。なので日焼け止めはこの2種に対する予防を主目的にしていますね。
日焼け止めに書いてある値の意味
UVA波:PA値で表す。人工太陽光線照射後2~4時間の肌の黒化の測定値。
PA+
PA++ → 生活紫外線対策にはこれくらい
PA+++ → 屋外での活動が長い時はこれくらい
UVB波:SPF値で表す。人工太陽光線照射後、何も塗らない状態と比べてどれくらいで赤くなるかの時間を測定した値(25分で1単位)。
SPF10:250分(4時間10分)
SPF20:500分(8時間20分)
SPF50:1,250分(20時間50分)
一般的に普段の生活ではPA++、SPF20程度のものを使えば紫外線対策はできると言われています。
日焼け止めがどのように日焼けを予防しているか?
日焼け止めは主に「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」の2つの方法で防止効果を発揮しています。
紫外線吸収剤
吸収剤そのものが紫外線を吸収し、熱などの他のエネルギーに変化させて肌の表面から放出させ、肌の内部に紫外線の悪影響が及ぶのを防ぐもの。肌荒れの原因などトラブルが多い。
紫外線散乱剤
主に粉体で、肌の表面で受けた紫外線を乱反射されて逃がし、紫外線が肌の内部へ侵入するのを防ぐもの。吸収剤に比べるとカブレにくい。
紫外線対策化粧品を使うときのポイント
普段は紫外線吸収剤不使用(多くはノンケミカルと表示)の日焼け止めを使うこと。
運動会など1日中炎天下にいる・海などリゾート地にいるなど、紫外線量が非常に多い所に長時間いる場合だけは、SPF値の高いものやPA+++を選んで使うこと。できるだけ日陰に入ったり、日傘・サングラスなどを使うべきなのは言うまでもありません。そして忘れてはならないのは重ね塗り…数時間に1回は追加で塗った方がよいと言われていますね。もうひとつ…防腐剤不使用!、表示指定防腐剤のパラベンはもちろんのこと、世に有害と言われている防腐剤は使わないに越したことはありません
防腐剤の有害性についてのお話は後日また~
皆さんも紫外線対策はしっかりとやっていつまでも若々しいお肌をキープしましょうね~
足の構造
何故幅広の靴がいけないのか?…これを語る前に足の構造について理解を深めましょう。これを知れば答えを理解しやすいので…
足の骨格は弓なりの構造をしてるのはご存知ですか?これをアーチ構造といいます。 土ふまず…ありますよね? 足はバネのようにしなやかに動くことで、地面からの衝撃を吸収して内臓や関節などを守っています(写真左側)。
筋力が低下して体重を支えきれなくなると、徐々にアーチが崩れてきます(写真右側)。まさに伸びきったバネ…
そうなると、足のゆびが広がって「開張足」という状態になります。
同時に不安定な踵の骨が内側に傾いてしまい(写真右下)、それに合わせて足のゆびの骨が内側にねじれてきます。
開張足になると筋肉のバランスが崩れて外反母趾になりやすくなり、足のゆびが内側にねじれた状態で歩行することで、それはさらに助長されます。
文章で書くと理解しにくいですが、要は筋力が低下して扁平足になると、踵が内側に傾いて開張足になり、そうなると外反母趾になる…典型的な外反母趾はこのようにできるわけです。
ん~…ちょっとは理解できましたかね
これ、真剣に書いたら長編になってしまいますのでこの辺で…
靴はゆったりがいい?
靴屋さんでよく見かける「ゆったり幅広」「ゆったり設計」という文字、なんの疑問もなく「ゆったりがいい!」と誤認識した方々の心をつかんで久しいですね。店員さんもそれがいいと思っている場合もあるので、これには驚きですが…
このゆったり幅広の靴、実は足に良くないことはご存知でしょうか
幅の広すぎる靴は、足の形を崩して扁平足や外反母趾などを助長します。足の形が崩れると、足首や膝、もしくは腰までも弊害が及ぶ場合もあります。歯のかみ合わせに影響するというデータもあります。つまり影響は全身に及び得るわけです。
幅の広すぎる靴は、まさに「毒を盛っている」ようなものですね。
靴を買うときは、自分の足に合った靴を買いましょう。わからない場合は店員さんに「私の足の大きさはどれくらいでしょうか?」と聞いてみましょう。そこで店員さんが足の長さだけでなく幅もしっかり測って、「あなたの足の長さは何センチで幅はEEです」と正確な数字をだしてくれた場合は1次試験合格…次に「私の足に合った靴はどれですか?」と聞いてみましょう。そこできちんと用途を聞いて「あなたの足ならこの靴がお勧め…」など踏み込んだ話まで進めば2次試験合格…まだ判断基準はたくさんありますが、少なくとも足の長さしか測らずに幅を測らない場合は不合格! もしくは長さすら測らずに「何センチですか?」と聞くだけでデザインだけで話が進んでいくお店は、店員さんが足と靴のことをわかっていませんので不合格、その店で買うのは控えたほうがよいでしょう。
もう一つの判断基準、店員さんに「シューフィッターの免許はお持ちですか?」と聞いてみましょう。シューフィッターの免許には「プライマリ(初級)」「バチェラー(上級)」「マスター(修士)」の3種あります。バチェラーやマスターをお持ちの方は、一応きちんと勉強されているはずですから、お任せしても安心? プライマリは簡単に取得できるので、勤勉なプライマリと不勉強なプライマリではかなり格差がありますのでちょっと注意が必要です。突っ込んだ質問をしてみて正しい答えが返ってくれば合格…
少なくとも「この靴は幅広でゆったり作ってあるので楽ですよ~」って足のサイズを全く測らずに4Eくらいの幅広の靴を持ってくるお店はもってのほか…
毒を盛られないよう注意しましょう
何故死者が増えたのか?
終息になりつつあると言いながら、徐々に広がりを見せる新型インフルエンザ…
そもそもこんなに話題にのぼったのは、初期の段階でメキシコで多数の死者が出たからではないでしょうか
何故メキシコでこんなに多数の死者がでたのか…これはメキシコの医療環境にあるというお話は初期の段階から言われていました。メキシコでの平均月収は日本円で45000円程度。上気道炎で私立病院に受診し、3日分の抗菌剤をもらうと1万円ほどかかります。なのでおいそれとは病院に受診できません。なので散々悪くなってから病院に受診する、もしくは病院に受診できないまま…という環境が多数の死者を招いた…
最初から分かっていたのに、メディアはそんなことほとんど言わなかったですよね~…おかげで日本中オイルショックの時の紙のように、日本中からマスクが消えましたね…影響大…
ちなみに昨日の時点で感染者数は
アメリカ 6764↑
メキシコ 4174→
カナダ 921↑
日本 350↑
と世界第4位だそうです。
もうひとつ面白いお話があります。1957年以前に生まれた方には免疫がある可能性を示唆する発表がなされていますね。当時のスペイン風邪流行により免疫を獲得している可能性とか…、まあ日本人にはあまり当てはまらないかもしれませんが…
今のところ愛知県は発生したという情報はありませんが、これだけ他府県で発生していることを考えると、すでにいてもおかしくないですよね…
脳卒中のリスク
ちょっと変わった研究報告をご紹介…
「近くにファーストフード店が多いほど脳卒中リスクが高まる」
ミシガン大学の偉い先生が、米国脳卒中協会の国際脳卒中会議09で発表。この研究でのファーストフード店の定義は①迅速なサービス②テイクアウトサービス③給仕スタッフが限定されているか皆無④事前料金支払い、の4つの条件のうち2つ以上を満たすものとし、対象地域をファーストフード店の数に応じて4グループに(最も少ない地域は12店舗未満、最も多い地域は33店舗以上)分類。
ファーストフード店の最も多い地域は少ない地域に比べて脳梗塞のリスクが13%高く、地域内のファーストフード店が1店舗増えるごとに脳梗塞の相対リスクは1%上昇する…という結果。
因果関係は未解明ですが、上記の結論が出たのは事実…
近くにできたことでよく利用するようになる=偏った食生活になってしまう…ということなのでしょうかね
ちなみに、ファーストフードと循環器疾患の関連を示唆する研究もあるようです。
皆さんも偏った食生活にならないよう、バランスを考えた食事を心がけましょうね